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The Style Council全曲解説 [Kindle版]

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凡例

(ヴァージョン名)←公式のものが存在しない場合便宜的に付けた場合もある
Hon Councilers ←参加メンバー。特筆されない場合ドラムはSteve White、バッキング・ヴォーカルはDee C. Lee。(時期によってはHon CouncilerとしてWhiteやLeeも記載する)
主な収録作品←シングル、オリジナルアルバムと公式度の高い編集盤を優先して記載。
解説←独自の独断と偏見に満ちた解説。

2014年4月6日日曜日

Love Of The World

Hon Councilers :
Vocals : Paolo Hewitt

収録作品
 album "Modernism : New Decade"

 これもオーソドックスなハウスナンバー。パオロ・ヒューイット(=カプチーノ・キッド)がヴォーカルでクレジットされているが、イタリア語のセリフのパートを担当。リード・ヴォーカルはポールである。また、Oh Yeahと歌われる女性コーラスはディーではなく、多分サンプリング音源を使ったものだろう。

 全体にとっ散らかったアレンジでどうにも焦点が定まらない印象がある。8分を超えるのだけど、どこにも山が無くて場当たり的にパートを抜き差ししたり、色んな楽器を放り込んだりしているように聴こえる。ミックやポールのプレイもヴォーカルも特筆することは無い。どうにもピンと来ない曲。

 Sure Is SureがシングルカットされていればFree Love Mixと名付けられたこの曲の10分を超えるリミックスがB面になる筈だった。

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