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The Style Council全曲解説 [Kindle版]

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凡例

(ヴァージョン名)←公式のものが存在しない場合便宜的に付けた場合もある
Hon Councilers ←参加メンバー。特筆されない場合ドラムはSteve White、バッキング・ヴォーカルはDee C. Lee。(時期によってはHon CouncilerとしてWhiteやLeeも記載する)
主な収録作品←シングル、オリジナルアルバムと公式度の高い編集盤を優先して記載。
解説←独自の独断と偏見に満ちた解説。

2014年4月6日日曜日

That Spiritual Feeling

Hon Councilers :
Trumpet : Robert 'Kush' Griffin
Alto Sax : Maceo Perker
Tenor Sax : Pee Wee Ellis
Trombone : Fred Wesley

収録作品

 album "Modernism : New Decade"

 JB'sのホーンセクションをゲストに迎えた「打ち込みジャズファンク」。作者に名を連ねるマルコ・ネルソン(ヤング・ディサイプルズ)がクレジットは無いがベースも担当していると思われる。

 4人のホーンとミックのエレクトリック・ピアノのジャムを基本に出来ていて、ビート以外のほとんどのパートが生のため、アルバムのどの曲と比べても圧倒的に躍動感があるし、ファンキーだ。ポールもバッキングに徹してはいるが久々にホロウ・ボディのギターでジャジーな気分で弾いている様だ。マルコの貢献もあってか、ハウスと言うよりアシッドジャズの香りも漂う。

 この熱さを勿体なく感じたのか、ポールはソロになってから2回この曲をリメイクしている。リメイクと言っても、リズムセクションを生楽器に差し替えたリミックスを作っただけ、つまりTSC時代のミックやディー、勿論JB'sの音も残されている。そっちのヴァージョンでドラムを担当するのは勿論ホワイティ。マルコのベースとポールのギターも本人達により差し替えられている。

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