(Studio Version)
収録作品
CD "Here's Some That Got Away"
86年に録音されたデヴィッド・シーのカヴァーで、Here's Some That Got Awayのライナーには単に「未発表曲」としか表記されていないが、これももしかしたらHome and Abroadのボーナス用のレコーディングだったのかも知れない。TSCのヴァージョンはオリジナルとあまり変化は無いが、濃さが押さえられ、これもCost of Loving寸前という音色になっている。
と言うか、この曲の最大のポイントは「It Didn't Matterの元ネタである」ということだ。TSCヴァージョンでもベースやギター、クラップなどをよく聴くと結構似ているのだけど、オリジナルを聴くと更に似ている。イントロからもうそっくりのシンセ音やベースラインがそこら中に出て来るのだ。勿論、メロディは全く違うから「パクり」と言うには語弊があるのだけど。
ライヴではプレイされたことが無いと言うが、むしろスタジオでこの曲を試したところから生まれたのがIt Didn't Matterなのかもしれない。ネタばらしとしての収録と考えても面白い。
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