(Vocal)
収録作品
7" & 12" Single "Promised Land"
Promised LandのB面としてリリースされたが、本来はModernism : A New Decade用の新曲であり、こちらはオリジナル曲だ。TSCの曲としてはこっちの方が圧倒的に良いし、明らかにクリエイティヴである。
素人臭いがストイックなハウスビートにサンプリングされたディーのコーラスとかなり遠目にミックスされたポールのヴォーカルが乗り、中盤ではミックのエレピのソロもフィーチャーされる。音の構成としては明らかにTSCのパーツを使っているのに、今まで明らかに無かった方向性であり、こういうことを平気でやるのがTSCらしさだということを思い出させてくれる。
(Dub)
収録作品
12" Single "Promised Land"
ダブとは言っても、よく80年代に(勘違いして?)命名されていたように単なるインストと言ってもいい。要するにカラオケであり、ウェラーのヴォーカルは出て来ない。ベツにディレイがかかるワケでもないし。こういうのをダブと呼ばないで欲しい。
(Club Mix / Club Vocal)
収録作品
12" Single & Ltd. 12" Single "Promised Land"
通常盤12インチとJoe Smooth Mixの12インチにカップリングされたヴァージョン。名前は違うが同じ物。日本ではリリースされなかった。
これも8分に及ぶロングヴァージョンで、フロアを意識した淡々としたビートが続く。この曲はこういうミックスが非常に映える。
(Album Version)
収録作品
album "Modernism : New Decade"
結局89年にはリリースされず、ボックスセットで初登場したアルバムミックス。アルバムオープニング曲から繋げられており、シングルヴァージョンより若干テンポも上がっているように聴こえる。繋ぎ部分だけかな。シングル同様のリズムに切り替わってからはオリジナル通りのテンポに聴こえるのだけど。ミックスとしてはそれほど大きくは違わない。
(12 O'clock Dub)
収録作品
Ltd. 12" Single "Promised Land"
短めのリミックスだが、前述のダブミックスよりはこちらの方が(80年代基準とはいえ)比較にならないくらいダブらしい仕上がり。かなりパーカッシヴに仕上げられていて、個人的には好みのミックス。細かいクラップが気持ちよい。こっちはヴォーカルパートの「使わなさ加減」も良い塩梅。
(Live Version)
89年のツアーでもフィーチャーされ、シングルより遥かにストレートなビートに乗せて演奏された。勿論ディーも生で歌い、ポールにハーモニーをつけている。
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