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The Style Council全曲解説 [Kindle版]

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凡例

(ヴァージョン名)←公式のものが存在しない場合便宜的に付けた場合もある
Hon Councilers ←参加メンバー。特筆されない場合ドラムはSteve White、バッキング・ヴォーカルはDee C. Lee。(時期によってはHon CouncilerとしてWhiteやLeeも記載する)
主な収録作品←シングル、オリジナルアルバムと公式度の高い編集盤を優先して記載。
解説←独自の独断と偏見に満ちた解説。

2014年11月20日木曜日

Move On Up

(Live Version)
Hon Councilers
Helen Turner : keybords
Camelle Hinds : bass
Steve Sidelnyc : percussions

収録作品
 12" Single "The Lodgers" (1985 Liverpool)
 album "In Concert" (1985 Wembley Arena)
 Video "Freedom Beat"

  85年ツアーでは定番だったカーティス・メイフィールドのカヴァー。ジャム時代後期のツアーでも定番化しており、その頃はホーンも入れて原曲に忠実なアレンジとなっていた。

 TSCではかなりアレンジを変更している。ポールのギター(リフの符割りも違う)だけで始まり、前半は白玉のオルガンと最小限のドラムが入るだけ。2コーラス目からはフルバンドでの演奏となり、原曲よりかなり激しく、テンポの速いヴァージョンになっている。3コーラス目はディーが歌う。後半にはパーカッションソロも。

 The Lodgersの12インチに収録されたのはリバプール(またはマンチェスター)のライヴとクレジットされているが、これもYou're the Best Thing同様メルボルンでの演奏と全く同じに聴こえる。特に2コーラス目の最初のヴォーカルの揺れが同じ・・・。

 In Concertにはウェンブリー・アリーナでのヴァージョンが収録された。ホーンが同行したライヴでもこの曲はホーン抜きでプレイされていることが解るヴァージョン。このCDではミックのピアノが目立つミックスになっている。

 他に公式にはFreedom Beatという反アパルトヘイトコンサートのビデオにこの曲が収録されている。

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