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The Style Council全曲解説 [Kindle版]

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是非読んでみて下さい。

凡例

(ヴァージョン名)←公式のものが存在しない場合便宜的に付けた場合もある
Hon Councilers ←参加メンバー。特筆されない場合ドラムはSteve White、バッキング・ヴォーカルはDee C. Lee。(時期によってはHon CouncilerとしてWhiteやLeeも記載する)
主な収録作品←シングル、オリジナルアルバムと公式度の高い編集盤を優先して記載。
解説←独自の独断と偏見に満ちた解説。

2014年11月22日土曜日

My Very Good Friend

(Studio Version)
収録作品
 CD "Here's Some That Got Away"

 シングルHave You Ever Had It Blueのセッションでのアウトテイクと言われる曲でポールのオリジナル。

 シングルのコンセプトとしてジャズ的な部分が浮上した段階でカットが決まった可能性もあるが、楽曲の質としても例によってB面っぽさ満開で、アレンジ、メロディともに詰めの甘さが残る。そのあたりも未発表に終わったゆえんかも知れない。非常にポップで耳あたりの良い曲ではあるのだけど。Here's Some That Got Awayで初登場。

 基本的に硬質な音色のシンセベースが使われているのだが、イントロや間奏の一部にスラップベースが登場するのが面白い。カーメルの演奏だろうか?他はディー、ホワイティを含むTSCでの演奏と思われる(パーカッションはシデルニックかも)。ミックがシンセ中心のプレイに移行し始めていて、85年の曲を87年のサウンドで演奏しているような感じにも聴こえる。

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