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The Style Council全曲解説 [Kindle版]

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凡例

(ヴァージョン名)←公式のものが存在しない場合便宜的に付けた場合もある
Hon Councilers ←参加メンバー。特筆されない場合ドラムはSteve White、バッキング・ヴォーカルはDee C. Lee。(時期によってはHon CouncilerとしてWhiteやLeeも記載する)
主な収録作品←シングル、オリジナルアルバムと公式度の高い編集盤を優先して記載。
解説←独自の独断と偏見に満ちた解説。

2014年11月20日木曜日

Up For Grabs

(Live Version)
Hon Councilers
Vocals : Jayne Williamson
Tenor Saxophone : Billy Chapman
Trombone : Chris Lawrence
Trumpet : Stewart Prosser
Keyboards & Vocal : Helen Turner
Bass : Anthony Harty
Percussions : Steve Sidelnyk

収録作品
 CD "In Concert" (1984 London Dominion)
 DVD "Far East and Far Out" (1984 Nakano Sunplaza Hall)

 84年ツアーのアンコールでプレイされていたオリジナル未発表曲。スタジオヴァージョンは録音されたという説もあるが、現在の所未発表。

 なんとなくHere's One That Got Awayにも似ているが、メロディやアレンジも今ひとつ練り切れておらず、結局未発表に終わったのも解る気がする。ポールとミック&ジェインが交互に歌う構成はいかにも初期のスタイル。

 In Concertに収録されたのはロンドンでのライヴヴァージョンだが、何故かライヴビデオPost Modern(中野サンプラザ公演)に収録されたテイクに酷似している。ポールのヴォーカルの細部や、イントロでタイトルをボソッとコールするところ、エンディングの音量の絞り方やトランペットのフレーズ・・・。

 ちなみにそのPost Modernのビデオでは当時タイトルが解らなかったせいかMe Ship Came In!の後にノークレジットで収録されていて、観ている側としてはかなりの混乱をしたのが懐かしい。

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