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The Style Council全曲解説 [Kindle版]

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凡例

(ヴァージョン名)←公式のものが存在しない場合便宜的に付けた場合もある
Hon Councilers ←参加メンバー。特筆されない場合ドラムはSteve White、バッキング・ヴォーカルはDee C. Lee。(時期によってはHon CouncilerとしてWhiteやLeeも記載する)
主な収録作品←シングル、オリジナルアルバムと公式度の高い編集盤を優先して記載。
解説←独自の独断と偏見に満ちた解説。

2014年3月25日火曜日

Come To Milton Keynes

(Studio Version)
Hon Councilers:
Orchestration : John Mealing

収録作品
 album "Our Favourite Shop"
 7" & 12" Single "Come to Milton Keynes"

 政治的な歌詞を持ちながらも、曲としてはアルバム中トップクラスにポップな曲。後に英国のみとはいえシングルカットされるのも当然と言える。個人的には、アルバムで最初に気に入った曲で思い出深い。

 ジョン・ミーリングによるオーケストレイションとミックのシンセが絡み合うアレンジがサイケデリック期のビートルズっぽくもある。特にミュート・トランペットによる間奏からその後一瞬だけ4ビートになるところ(オーケストラがゴージャス!)に強く感じる。ストリングスによるリフもキャッチーで、そういう意味でもビートリーな曲。

 余談だけど、この曲のホワイティのハイハットの使い方には個人的に影響を受けた。特にイントロのフィル・インは高校時代に凄く真似した想い出がある。

(Instrumental Version)
収録作品
 Compilation Album "Son Of Jobs For The Boys"

 チャリティーアルバムに提供されたインストヴァージョン。単にバッキングトラックなだけだが、この曲残ったアレンジをよく聴けるのは興味深い。

(Live Version)
 ライヴヴァージョンはあまり見かけない。85年ツアーの一部では演奏されたが、結局ドロップしている。グラストンベリーなどでのヴァージョンを聴いた感じではやはりストリングス不在では物足りない感じの方が強くなってしまい、その辺があまりプレイされなかった理由かもしれない。しかし、テレビ出演時にストリングスを従えたライヴヴァージョンを披露したものがあり、それを見た限りでははやはり、けっこう良かった。ウェンブリーで演れば良かったのに。

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