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The Style Council全曲解説 [Kindle版]

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是非読んでみて下さい。

凡例

(ヴァージョン名)←公式のものが存在しない場合便宜的に付けた場合もある
Hon Councilers ←参加メンバー。特筆されない場合ドラムはSteve White、バッキング・ヴォーカルはDee C. Lee。(時期によってはHon CouncilerとしてWhiteやLeeも記載する)
主な収録作品←シングル、オリジナルアルバムと公式度の高い編集盤を優先して記載。
解説←独自の独断と偏見に満ちた解説。

2014年3月24日月曜日

Mick's Company

(Original Version)
収録作品
 7" & 12" Single "My Ever Changing Moods"
 7" & CD EP "Mick Talbot is Agent '88"
 CD "Here's Some That Got Away"
 CD "Shout to the Top - The Collection"

 ミック主導のインストシリーズ。シンセを中心にしたジャズファンク。フュージョン風でもあるかな。

 すき間を埋め尽くすことでグルーヴを構成すると言う方向性で、いかにもこの時代を感じる「ファンキー」である。でもコレが格好いい。特に個人的にはホワイティのタイト(時折突っ込む!)なドラミングが最高。音数の多いキックは打ち込みを併用している可能性もある。勿論主役ミックも複数のキーボード(勿論オルガンも!!)を縦横無尽に操って攻め立てていく。シンベもおそらくミック。ポールは不参加?

 ボックスセット以外ではHere's Some That Got AwayやShout to the Top - The Collectionで聴くことが出来る。


(I Do Like to Be B-side the A side by The MIxed Companions) 
収録作品
 7" & 12" EP "1-2-3-4 (A Summer Quartet)"

 88年録音のリメイク。これはリミックスではなく、全てのパートが再録音されているようだ。異様にスクエアなドラムとパーカッションは打ち込みと思われる。ほとんどミックひとりでの録音だろう。

 Long Hot Summerの様な惨い出来にはなっていないが、オリジナルヴァージョンには全く届いていない。それでも個人的に大好きな曲のリメイクなので、たまに聴くと楽しい。

(Live Version)
 ライヴではあまりプレイされていなかったが、87年、Cost of Loving期のツアーで突如取り上げられ、来日公演でそれを見て狂喜した。ドラムがホワイティではなかったのが残念だったが・・・。流石にあの凄いキックは再現されていなかった。ホワイティ復帰後の ツアーではMick's Upと差し替えられたのかも知れない。

 89年のツアーでもプレイされたが、何故かMixed Companionsヴァージョンではなくオリジナル準拠。これも勿論ホワイティ不在だが、カーメル・ハインズのベースで聴けるのが嬉しい。

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