電子書籍版

このブログの電子書籍ヴァージョンを発売中!。
Amazon Kindle Storeで300円。

The Style Council全曲解説 [Kindle版]

内容も改訂、その他付録コンテンツも大量に増補しました。
是非読んでみて下さい。

凡例

(ヴァージョン名)←公式のものが存在しない場合便宜的に付けた場合もある
Hon Councilers ←参加メンバー。特筆されない場合ドラムはSteve White、バッキング・ヴォーカルはDee C. Lee。(時期によってはHon CouncilerとしてWhiteやLeeも記載する)
主な収録作品←シングル、オリジナルアルバムと公式度の高い編集盤を優先して記載。
解説←独自の独断と偏見に満ちた解説。

2014年3月27日木曜日

Confessions of a Pop Group

Hon Councilers :
Bass : Camille Hinds
Percussion : Little Jo Ruocco

収録作品
 album "Confessions of a Pop Group"

 Iwasadoledadstoyboy同様の打ち込みファンクだが、同様と言ったら申し訳ないほどにこちらの方が出来が良い。テンポこそ違う物のやはりMoney-Go-Roundを彷彿とさせるが、要するに(後のBring Back The Funkを聴いて解るように)ウェラーのファンクの引き出しが少ないだけかも知れない。

 前述の通りMoney-Go-Roundのテンポをぐっと落とした感じの曲だが、ドラムは打ち込みでもカーメルによるベースギターが入っているせいかグルーヴにうねりがあり、また、サウンドもストレートでちゃんと「響いてくる」感じがある。無駄にエフェクティヴにしなかったのが正解なんだと思う(つまりIwasadoledadstoyboyは失敗だ、ということだ)。勿論主役二人によるギターやオルガンも格好良い。

 ファンクだからやむを得ないとは言え、やはり曲がだらだらと長い感じがしてしまうのは残念。もう少しメリハリがあっても良かったかも知れない、とは思うが、まあかなり散漫なアルバムのラストとしてはそれなりに締まった感じはあるのではないだろうか。

0 件のコメント:

コメントを投稿