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The Style Council全曲解説 [Kindle版]

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凡例

(ヴァージョン名)←公式のものが存在しない場合便宜的に付けた場合もある
Hon Councilers ←参加メンバー。特筆されない場合ドラムはSteve White、バッキング・ヴォーカルはDee C. Lee。(時期によってはHon CouncilerとしてWhiteやLeeも記載する)
主な収録作品←シングル、オリジナルアルバムと公式度の高い編集盤を優先して記載。
解説←独自の独断と偏見に満ちた解説。

2014年3月26日水曜日

Wanted

Hon Councilers:
Bass : Paul Powell

収録作品
 7" & 12" Single "Wanted"
 CD "Greatest Hits"

 黒っぽい方に無理をした反動が出たのか、シングルのみで発表されたこの曲は不思議なくらいポップでキャッチーな曲であった。あまりにも「普通にポップ」なため、リリース当時はつまらない曲だと思っていたし、世間もそういう評価をしていたようだったが、今聴くと単純に楽しくて良い曲だ。メロディもいいし、中間部のちょっとしたブレイクが効いている。シングルリリース直前には日本の24時間テレビで演奏(口パク)している姿が放映された。

 ベーシストとして参加しているPaul PowellはPVにも出演しているが、ここ以外では87年終盤のツアー(ホワイティ参加)にしか姿を見せていない。

 ジャケに書かれているWaiter, There's Some Soup In My Fries(ウェイター、俺の蝿にスープが入ってるんだけど)は曲とは何の関係もない。多分「ちょっとしたジョーク」のつもりなんだけど、完全に滑っているのがポールらしい。
 
 全く別ヴァージョンが存在しない数少ないシングルのひとつ。インストやライヴヴァージョンも無い。

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