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The Style Council全曲解説 [Kindle版]

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是非読んでみて下さい。

凡例

(ヴァージョン名)←公式のものが存在しない場合便宜的に付けた場合もある
Hon Councilers ←参加メンバー。特筆されない場合ドラムはSteve White、バッキング・ヴォーカルはDee C. Lee。(時期によってはHon CouncilerとしてWhiteやLeeも記載する)
主な収録作品←シングル、オリジナルアルバムと公式度の高い編集盤を優先して記載。
解説←独自の独断と偏見に満ちた解説。

2014年3月27日木曜日

it's a Very Deep Sea

(Studio Version)
Hon Councilers:
Paul Mogan : Contra Bass

収録作品
 album "Confessions of a Pop Group"

 アルバムConfessions of a Pop GroupはA面「Piano Paintings」とB面「Confessions of a Pop Group」のだが、その「Piano Paintings」のオープニングを飾る曲。

 はっきり言って大傑作とは言い難いこのアルバムの中では最高の曲。というか、TSC史上でも上位に来る仕上がり。不満が残るアルバムでもこういう曲が入っているとほっとする。

 多重録音で重ねまくったコーラスが素晴らしいメロディを彩り、それをシンプルなバッキングが支えると言う構造。そのバッキングはピアノと少しのシンバル、ベース、そして波の音が殆どを占める。ドラムのクレジットは無いのだが、ホワイティが参加している可能性もある。

(Live Version)
Bass : Paul Powell
Keyboards : Mark Edwards
Guitar : SImon Eyre
Percussions : Frank Ricotti

収録作品
 In Concert (1987 Hammersmith Odeon)

 ライヴではアルバム発売前、ホワイティ在籍時から演奏されていて、In Concertでそのテイクが聴ける。このヴァージョンもシンプルで素晴らしい。

 89年のツアーでも演奏されていて、基本的には同一のアレンジだ。

(Diving Reprise)
収録作品
 album "Confessions of a Pop Group"

 同アルバムA面ラストに収められたIt's a Very Deep Seaの続編。「リプライズ」というが、メロディも全く違うビーチボーイズ風のアカペラ曲。「Diving」という歌詞が共通するだけだが、A面のトータル風の雰囲気を作り出している。CDではGardener of Edenと同じトラック、ラスト50秒に収録されている。

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