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The Style Council全曲解説 [Kindle版]

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凡例

(ヴァージョン名)←公式のものが存在しない場合便宜的に付けた場合もある
Hon Councilers ←参加メンバー。特筆されない場合ドラムはSteve White、バッキング・ヴォーカルはDee C. Lee。(時期によってはHon CouncilerとしてWhiteやLeeも記載する)
主な収録作品←シングル、オリジナルアルバムと公式度の高い編集盤を優先して記載。
解説←独自の独断と偏見に満ちた解説。

2014年3月27日木曜日

How She Threw It All Away

Hon Councilers:
Drums : Nick Brown
Bass : Camille Hinds
Flute : Dick Morrisey
Percussion : Little Jo Ruocco

収録作品
 album "Confessions of a Pop Group"
 7" & 12" EP "1-2-3-4 (A Summer Quartet)"

 前項で触れたとおり、そういう傾向の曲が続くからまた厄介なのだ。ポップでキャッチーだがどこか微妙に物足りない曲。こちらの方が微妙に派手なので何故かシングルカットされた。ただし、アルバムもシングルも12インチも全て同じヴァージョン。

 ホワイティは脱退したが、ドラムレスの曲や打ち込みを使った曲が多いので、実はこの曲が唯一他のドラマーが参加している曲ということになる。他のメンバー(フルート、パーカッション)も新顔ばかりで、唯一カーメルが古株として例によって信頼のおけるベースを聴かせている。

 ポップで結構いい曲ではあるのだけど、やっぱりメロディラインが明らかにSeptember(いわずと知れたEW&Fの大ヒット)に似ているのは問題だろう。

 なお、1-2-3-4 (A Summer Quartet)というEPの1曲目としてのカットであり、純粋な「シングルA面曲」ではない。例外的に日本ではプロモ盤のみだがこの曲のシングルとしてIn Love for the First Timeとのカップリングで、アメリカでは公式盤としてLong Hot Summer(未聴だが'89ヴァージョンか?)とのカップリングでシングルカットされている。

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