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The Style Council全曲解説 [Kindle版]

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凡例

(ヴァージョン名)←公式のものが存在しない場合便宜的に付けた場合もある
Hon Councilers ←参加メンバー。特筆されない場合ドラムはSteve White、バッキング・ヴォーカルはDee C. Lee。(時期によってはHon CouncilerとしてWhiteやLeeも記載する)
主な収録作品←シングル、オリジナルアルバムと公式度の高い編集盤を優先して記載。
解説←独自の独断と偏見に満ちた解説。

2014年3月26日水曜日

Fairy Tales

(Studio Version)
Hon Councilers:
Trumpet : Guy Barker, Roddy Lorimer, Luke Tunney
Trombone : Chris Lawrence, Pete Thams,Ashley Slater
Congas & Percussions : Steve Sidelnyk
Mix : Curtis Mayfield

収録作品
 album "The Cost of Loving"

 カーティス・メイフィールドがミックスを担当したあまりにも「いかにも」なホワイト・ソウル。

 ホーン、ドラムス、ミックのエレピとオルガン、ポールのカッティングまでいちいちキマっていて、深く考えずに聴く分には最高に心地よく、ファンキーで踊れる曲。だが「じゃあTSCとしてどうなのよ」って話になるとどうにも困ってしまう。むしろソロ1stのころにやっていればもう一捻りあって面白くなりそうな感じもあった気がするのだけど……。残念ながらヴォーカルのディレイや唐突に戻ってくるリプライズ的なエンディングなど、ここでの「一捻り」(カーティスによるもの?)はもう一つピリっとしない感じだ。

(Live Version)
 87年ツアーの定番の一つ。レコードでは重要な位置を占めていたホーンが無いのがやはり物足りない印象。スタジオ版の長所と短所の印象も変わらず。だが、サウンドそのものは締まりがあって悪くない。エンディングは勿論フェイドアウトせずにメインリフからリプライズ部分にそのまま続く。

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