(Studio Version)
Hon councillers:
Bass : Camelle Hinds
Congas : Steve Sidelnyk
Saxophone : Billy Chapman
Violin : Anne Stephenson
Mix : Mathew Kasha
収録作品
album "The Cost of Loving"
公平にみてこのアルバム最大の名曲はこの曲と思っていいと思う。キャッチーなメロディと、殆どツアーメンバーで録音された一体感のあるバンドサウンド。当然のようにこの時期のライヴでも必ず演奏されていた。歌詞にさりげなくCost of Lovingというフレーズが出てくるので、リリース当時ジャケを見ずに漠然と聴いていた時この曲がタイトル曲だと勘違いした記憶がある。まあ「裏タイトル曲」と呼んでも全く差し支えはないだろう。
リードヴォーカルは例によってポールとディーが分け合う。ファンキーなビート感は主にカーメル・ハインズのベースが担っていて、ホワイティのフレージングはむしろ硬質。ヴァイオリンで参加のアン・スティーヴンスンは過去にもA Stones Throw Awayに参加したことのあるプレイヤー。
Angelと両A面のシングルとしてリリースされる予定もあったと言うが、キャンセルになっている。まあ、いくら名曲とは言えアルバム収録曲同士のカップリングでは魅力も薄いリリースとなったのも予想に難くないが。
(7" Edit)
収録作品
US Promotional Single "Heaven's Above"
アメリカでもシングルカットの予定があり、結局リリースは見送られたが、フルヴァージョンと7インチ用のエディットを収録したプロモ盤が制作された。12インチと7インチ両方出ている。
元々6分以上あるオリジナルを4分ちょっとに編集したヴァージョンで、イントロのリフに入る前を切り、あとはコーダ部分の歌詞に入った直後にフェイド・アウトというあまり捻りのないもの。
(Live Version)
Bass : Paul Powell
Keyboards : Mark Edwards
Guitar : SImon Eyre
Percussions : Frank Ricotti
収録作品
In Concert (1987 Hammersmith Odeon)
Live at the Full House (1987 Capitol Hannover)
In Concertにはライヴヴァージョンが収められている。87年のツアーからのもので、この時期不参加が多かったホワイティは参加しているもののハインズ等は不参加。セカンドギタリスト(というより、当時あまりギターを弾かなかったポールの穴を埋める為のプレイヤー)が参加している。それでもあまりアルバムと変わらない感じのかっちりした演奏だ。ヴァイオリンパートはシンセで代用されている。
DVD Live at the Full Houseにはホワイティ復帰前のヴァージョンが収録されているが、テンポも速めで、なんとなく全体にとっ散らかった印象。同年日本公演のヴァージョンの方がもう少しまとまりのある演奏に聞こえる。
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