(version 1 : vocal version)
Hon councilers:
Drums : Zeke Manyika
(Flute : Chris Hunter ?)
収録作品
7" Single "Speak Like a Child"
CD "Here's Some That Got Away"
CD "Shout to the Top - The Collection"
デビューシングルのB面で、ポールとミック+ジークでの録音。間奏で聴けるフルートはシンセか?生っぽくも聴こえるけどクレジットは無いのだけど、この曲と同じ日に後のシングル、Solid Bond In Your Heartが録音されており、そこでサックスを吹いているChris Hunterが演奏している可能性も捨てきれない。
硬質なリズムとミックのシンセサイザーによるソロが印象に残る。特にミックのソロはエンディングで延々弾いていて、強烈な存在感。俺はフレーズ全部覚えちゃったくらいだ。ジークのドラムも一瞬打ち込みかと思うような均質なハイハットが印象的。
この曲はIntroducingにも収録されず(カセット版にのみ収録との情報も)、CDではHere's Some That Got Awayかボックスセットで聴くのが手っ取り早い。その他一部の編集盤にも収録されているようだ(Instヴァージョンの解説も参照のこと)。
(version 2: inst.)
収録作品
7"&12" EP "a Paris"
7" & CD EP "Mick Talbot is Agent '88"
a Paris EPに収録されたインストヴァージョン。リズムも全く変更され、ピアノとミックのオルガンをメインにした3拍子のソウルジャズ風ヴァージョンになっている。オリジナルにあった硬質な雰囲気は全て無くなり、メロディが同じだけで別の曲にさえ感じる。ミック主導のインストシリーズの先駆けになったとも言えるヴァージョンだ。
参加メンバーは不明だが、ドラムはホワイティと思われる。手数の多いベースはウェラーか?ピアノはミックだと思われるが、ライヴでヘレン・ターナーが完璧にこのパートを弾きこなしていたことから、彼女も参加している可能性が無いとは言えないが、パリでの録音に同行した可能性は低いだろう。
唯一の例外を除いて未だにCD化されていない(2014年3月現在)。その例外と言うのは88年にリリースされた新編集のEPシリーズの1枚、Mick Talbot Is Agent '88 EPだ。但しこのEPも現在は入手困難。Cafe BleuのDE化を期待しよう。なお、13年リリースのShout to the Top - The CollectionというCDのブックレットには「Taken from the a Paris EP」との記載があるが、実際にはヴォーカルヴァージョンが収録されているので注意。
(Live Version)
収録作品
DVD "Far East & Far Out" (1984 Nakano Sunplaza Hall)
ライヴでは83〜84年ツアーにおいてインストヴァージョンのみがプレイされた。基本的にはレコード通りの演奏。ライヴではアンソニー・ハーティがベース、前述の通りヘレンがピアノを担当。CDとしてはリリースされなかったが、中野サンプラザのライヴビデオPost Modernで演奏を見ることが出来る。
とても参考になりました。
返信削除a Paris に収録されていたinstヴァージョンが聴きたくて、どのCDを買えばいいんだろうと検索して、こちらに辿り着きました。
Mick Talbot is Agent '88 でしか聴けないのなら、これを探すしかない!!
そう思い、Amazon USAでオーダー、フランクフルトから今日届いて、やっと聴くことができました!
ありがとうございました♪
お役に立てて本当に嬉しいです!こういうものを作ってみた甲斐がありました……わざわざAmazon USAまであたった熱意にも感動しました。そしてMick Talbot is Agentは選曲、ジャケデザイン共に最高なので決して損はさせなかったと思います。
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