(Parts 1 & 2)
The Council Collective are:
Paul Weller
Mick Talbot
Steve White
Vocals : Junior Giscombe
Dee C.Lee
Jimmy Ruffin
Rap : Dizzy Hites & Vaughn Toulouse
Bass : Leonardo Chignoli
収録作品
7" Single "Soul Deep" (Part1 / Part 2)
12" Single "Soul Deep" (Full Version)
CD "Our Favourite Shop (Deluxe Edition)" (Full Version)
炭鉱労働者の支援チャリティシングルとしてThe Council Collective名義で発売された。参加メンバーにはJimmy Ruffinを除き知った名前はほとんど無いが、Junior GiscombeとDizzy Hites(A Gospelにも参加しているラッパー)はTSCのライヴにも時折ゲスト参加していて、自らの担当したパートを歌っている。
ベーシストはアニマル・ナイトライフのメンバー。また、ホワイティは当時レスポンドからレコードを出した彼自身のユニット、M.E.F.F.のメンバーとしてクレジット。Vaughn Toulouseもレスポンドのミュージシャンの様だ。
サウンド的にはいかにも80年代的打ち込みファンクで、A GospelやStrength of Your Natureと共通した傾向を持つ。7インチヴァージョンは両面にParts 1 & 2として分割して収録。Dizzy & Vaughnのラップの部分までがPart 1、それ以降がPart 2となっている。ライヴでメドレーの一部になったのはPart 1。
TSC名義ではないせいか、今までベストや編集盤からも漏れることが多かった。ボックスに収められたのも後述のクラブミックスであり、12インチヴァージョンが正式にCD化されたのはなんとOur Favourite Shopのデラックス・エディションであった。7インチヴァージョンは未だにCDになっていない。
(Club MIx / Bert Bevans Remix)
収録作品
Ltd 12" Single "Soul Deep" (Club Mix)
CD "Complete Adventures of the Style Council" (Bert Bevans remix)
同シングルのプロモ用12インチにのみ収録されていたリミックス。なんとウェラーのパートをごっそりカットし、ゲストのヴォーカルを前面に出した大胆なミックス。黒人向けのラジオ局を狙ったミックスだろうか?それでいて、オリジナルの12インチ版と大きな違いを感じないのも面白い。
なお、このヴァージョンが入ったレコードはプロモ盤とされているが、相当な数が出回った(一般流通レベル)ようで、中古市場では普通の値段でよく見かける。
ボックスセットに収録されたBert Bevans Remixは実はこのクラブミックスと同じものである。
(Minor's Point)
収録作品
12" Single "Soul Deep"
通常の12インチのB面はMiner's Pointと題された、パオロ・ヒュイットによる炭鉱労働者へのインタビューである。別ヴァージョンどころか、音楽でさえないが単独の項を立てるほどのものでもないのでここで扱う。
ある意味で、ヒュイット(=カプチーノ・キッド!)もカウンシル・コレクティヴのメンバーと言ってもいいだろう。勿論CD化はされていない。
(Live Version / Money-Go-Round Medley)
Rap : Dizzy Hites & Vaughn Toulouse
Keyboards : Helen Turner
Bass : Camelle Hinds
Percussions : Steve Sidelnyk
収録作品
(Money-Go-Round Medley)
12" Single "The Lodgers" (1985 Liverpool)
album "In Concert" (1985 Wembley Arena)
(Soul Deep Medley)
DVD "The Style Council on Film" (1985 Wembley Arena)
リリース直後にテレビ出演で単独ライヴ演奏した以外は基本的にメドレーの一部として演奏された。単独時は基本的にミックのキーボード、ホワイティのパーカッションとヴォーカル以外はトラックを使用。
The Tube出演時は全てのゲストシンガーが参加し、6分超えのフルヴァージョンを演奏。Top of the Popsの時にはVaughn Toulouseが不参加のため彼のパートをポールが担当している。
メドレーではMoney-Go-Roundに合わせるかたちでテンポアップ。ロック的なグルーヴが増している。ツアーでも時折ゲストが参加しているが、メンバーだけで演奏するときはJuniorのパートをカーメルが、Jimmyのパートをディーが(彼女は2パート歌うことになる)担当。ラップは省略するときと、デンマークでのライヴのようにポール&ディーで担当するときがあったようだ。
公式リリースされたヴァージョンではまず85年リバプールのテイクでラッパー二人が参加し、自分たちのパートを再現(表記のメンバーはこの時のもの)。ウェンブリーではJuniorがヴォーカルで参加している。この時はラップが省略され、Juniorによるエクストラ・ヴォーカルが聴かれた。
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