(Single Version)
Percussions : Zeke Manyika
収録作品
12" Single "Money-Go-Round"
album "Introducing"
CD "Here's Some That Got Away"
7" & CD EP "Mick Talbot is Agent '88"
「Mick's~」シリーズ1曲目。ほとんどミックひとりのオーバーダブで演奏されたと思われるオルガンジャズ。バックにはジャズクラブ風のノイズが挿入されていて、スノビズムさえ感じるほどクール。ピアノとシンバルだけをバックにオルガンで奏でられるメロディはおそらくラムゼイ・ルイスのヴァージョンのThe In Cloudにインスパイアされていると思われる。パーカッション奏者のクレジットは無いが、シンバルのみとは言え複雑なプレイが聴けるのでポールではないと推測した。
元々Money-Go-Roundの12インチのみ収録。Introducingにも収められた。
(Live Version)
Bass : Paul Powell
収録作品
CD "In Concert" (1987 Hammersmith Odeon)
DVD "Far East and Far Out" (1984 Nakano Sunplaza Hall)
84年のライヴではミック、ヘレン・ターナー(P)、スティーヴの3人を中心にプレイされ、終盤にホーンセクションが乱入しソロ合戦を繰り広げるというアレンジ。サビとエンディングにはベースも加わるが、アンソニー・ハーティではなくポールが担当。これもPost Modernで観れる。
また、アルバムIn Concertには87年Renessanceツアーのライヴヴァージョン(表記のパーソネルはこのヴァージョンのもので、シングルWantedで弾いていたPaul Powellがツアーに参加したのはこの時期のみ)が収められたが、ここでのテイクはよりジャズ色が増しており、実は俺がラムゼイ・ルイスからの影響に気付いたのもこれを聴いてから。後半4ビートになる部分ではジャニスのMove Over風のメロディが聴けるのも楽しい。
余談だが、87年ツアー前半はジャズ・レネゲイズ専念のためバンドを離れていたホワイティが復帰してプレイしている時期のテイクが選ばれているのも、個人的には嬉しい。
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