(Single Version)
Hon Councilers:
Drums : Steve White
Accordion : Jean-Lewis Recques
Backing Vocals : Rebecca Bell
収録作品
7" & 12" EP "a Paris"
mini album "Introducing"
a Paris EPのリードトラックはLong Hot Summerだが、タイトル曲と言えるのはむしろこちらの方だろう。この曲にはいくつものヴァージョンがあるが、これはポールがリードヴォーカルをとる「ポップヴァージョン」(またはシャンソン・ヴァージョン!?)とも言えるもので、Jean-Lewis Recquesなる人物がアコーディオンのソロを弾いていて、フランス気分を盛り上げる。勿論パリ録音で、この人も現地のミュージシャンだろう。エンディングで登場するバッキング・ヴォーカルはディーに似た声だがレベッカ・ベルと言う人。
(Live Version)
収録作品
DVD "Far East and Far Out" (1984 Nakano Sanplaza Hall)
83〜84年ツアーで歌われていた。ジェイン・ウィリアムスンのソロコーナーとして使われることが多く、84年後半、ディーに交代した後もそのまま歌い継がれたが、85年ツアー以降はディーのソロ曲See the Dayにその位置を取って代わられた。テレビやラジオ出演ではポールが歌うヴァージョンも多く聴かれた。基本的にシングルヴァージョンのアレンジのまま、シンガーの個性に任せるかたちでの演奏。
(Album Version)
Hon Councilers:
Lead Vocal : Tracey Thorn
Guitar : Ben Watt
Double Bass : Chris Bostock
収録作品
album "Cafe Bleu"
この曲もアルバム収録時に再録音され、ヴォーカルとギターをエヴリシング・バット・ザ・ガールの二人が努めている。むしろミックとホワイティをバックに迎えたEBTGによるカヴァーと捉えてもいいくらいだ。ポールは不参加?
サウンドは本格的なジャズサウンドで、個人的にはシングルテイクよりも好き。トレイシー・ソーンのヴォーカルは雰囲気たっぷりだし、バックも流石に「ちゃんとジャズをやっていた人たち」が中心なだけあって、アンニュイな気分に浸れる。
(凄くパーソナルな話で申し訳ないが)昔、母が言っていた「ムーディーなジャズを聴きながら、黒のスリップ一枚でお酒を飲みながら窓辺でたそがれる」という「大人のイメージ」はこういう曲かもしれない。
(Dee C. Lee Solo Version)
the Council Quartet are :
All Guitars : Paul Weller
Drums : Steve White
Keyboards : Mick Talbot
収録作品
7" & 12" Single "See the Day" (Dee C. Lee)
これは厳密にはカヴァーと呼ぶべきものだが、あえてここで触れるのは上記のクレジットで解るだろう。ディーのシングル、See The Day(この曲自体TSCのライヴでお馴染)に収録された彼女のヴァージョンのバックはCouncil Quartetを名乗るTSCによるものなのだ。最初のシングルヴァージョンをもう少しソフトにした様な演奏。特にドラムはブラシ主体で「ジャジーなポップス」を狙った線。アコーディオンソロは無く、ミックのピアノがソロを担当。
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